ホーム > オーストラリアよもやま話> バックナンバー

シドニーお土産事情

お土産に買ったものが実はオーストラリア製ではなかった、というのはよく聞く話。意外と100%オーストラリア産のものを探すのはムツカシイのだ。「間違いなくオーストラリアのもの!」をいくつか紹介しよう。

●オーストラリアワイン
有名ワイナリーのものは日本でも見かけるようになったが、中小規模のワイナリーのものでも秀逸なものがたくさんある。お土産用には本数限定のため海外輸出してないものが狙い目かも。

●マカデミアナッツ
実はオーストラリア原産。ご存知でした?

●ジャーキー
海外旅行のお土産定番だが、これがオーストラリアとなるとカンガルー、クロコダイル、エミュー……とコアラ以外は何でもアリ?

●ティムタム
スーパーで売っている手軽なお土産ナンバーワンのチョコレート菓子。口コミで人気が広がり、最近は免税店にも置かれている。

●羊毛製品
敷物が寝たきりの人の床ずれ防止にいいとか、メリノウールを使った肌着(←いわゆるババシャツですね)がひそかに人気が高いとか。

●オパール
間違いなくオーストラリアが誇る名産品のひとつ。ブラックオパールが最も希少価値が高い。

●アボリジナル・アート
国内でも急速に価値が認められつつある先住民族アボリジニの芸術作品。彼らの民族楽器ディジュリドゥも人気急上昇中。

●オリンピック関係グッズ
今しかない、という意味でレア度大。

最近はお土産の考え方もずいぶん変わってきたと思う。少し前までだったら、高価で無難なお土産をそれこそ「関係者一同」配るというスタイルで、頭を悩ませながら買い物にも時間をかける人が多かった。旅慣れた人も多くなって、そのあたりの事情は急変している。気軽なお土産なら、スーパーマーケットやフリーマーケットをブラブラして地元の人の生活を垣間見ながら、自分も楽しんで、ついでに気にいったらお土産も買うというのがおススメ。ただし、食品の場合は検疫の対象になるものがあるので要注意。
 
 

(「地球の歩き方」ホームページ・シドニー特派員レポート掲載)
 
ひとつ前の話
ひとつ後の話