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やっぱり最高! シドニーの年越し花火
【2008年1月11日】

2008年のスタート、いかがでしたか? 

シドニーの新年の幕開けは、もちろん今年もシドニー湾を舞台にした華麗な花火です。「世界最大規模」という謳い文句もまんざらではなく、過去最大、いや最上であったことは間違いなし! ハーバーブリッジやオペラハウスの周辺に集まった100万人以上の市民や旅行者が、夏の夜空を彩るカラフルな花火に酔いしれました。


(c) City of Sydney

今回のテーマは、「The Time of Our Lives」で、ハーバー・ブリッジに設置された巨大な砂時計のネオンが大みそかの夜8時に点灯されて時を刻み、宇宙を象徴する曼陀羅に変化しました。打ち上げられた花火の総数は10万発。12台のコンピュータから発せられる9,200回の「キュー」によって、7つの打ち上げ台と8つの高層ビルからの花火、それにハーバーブリッジの仕掛けとサウンドトラックが見事にシンクロしていました。

日本からやってきて初めてシドニーのカウントダウン花火を見た友人たちは、「うひゃー!」「すっげー!」「何これ〜!」と感嘆詞連発で、大喜び。シドニーの新年の花火は最も高度な花火技術を駆使しているといわれ、ホントにわざわざコレを見に来る価値大アリなのです。


(c) City of Sydney

「どこで見るの?」とよく聞かれますが、足を運んだのは、左手のハーバーブリッジから、右手のオペラハウスまでシドニー湾を広く見渡せるベストスポットのひとつであるサーキュラ・キーのカヒル・エクスプレスウェイ(Cahill Expressway)。ここへの入場は有料だという偽情報もまことしやかに語られていますが、ここ数年はずっと、道路の管理をしているRTAとスポンサーのサン・ヘラルド紙が毎年11〜12月に抽選を実施して、一般向けのチケットを無料で配布しています。

でもって、これ結構当選率が高く、ラッキーなことに、今回も21時の部で5枚、0時の部で10枚のチケットを手に入れることができたというわけ。シドニーのカウントダウン花火を見てみたい、とチャンスをねらっている人は、RTA公式ウェブサイトに掲載されるスペシャル・イベントの情報をこまめにチェックすると、いいことあるかも。

(「地球の歩き方」オーストラリア・シドニー特派員ブログ掲載)


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