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サッカーW杯ライブ観戦情報
【2006年6月17日】

旅先でも、W杯の行方は気になりますよね。シドニーでは、地上波のSBSテレビが全試合生中継しているので、大事な試合を見逃すことはありません。普段から68ヵ国語の多国語放送をしているSBSラジオは、W杯でも対戦カードによって15ヵ国語に対応した同時放送を行っているため、日本語の解説を聞くこともできるんです。

「いや、やっぱりワイワイ大勢で応援でしょ」という向きには、スポーツイヴェント恒例の巨大スクリーンを設置した屋外ライブサイトがあります。シティでは、サーキュラキーのカスタム・ハウスと、セントラル駅前のベルモア・パークの2ヵ所。時差のため、正午から夜8時まではサッカー関連の特別プログラムやハイライトなどの放映で、試合の中継は夜10時半くらいから朝までという強行スケジュールになっています。お出かけの際は、シドニーが真冬であることを頭に入れて、完全防寒スタイルでどうぞ。

「できれば暖かい室内でオージーと一緒に……」という場合は、スポーツバーやパブでの観戦がおすすめ。前回のW杯同様、営業時間の延長が認められ、中には大会期間中は24時間営業というヤル気満々のところもあり! ただし、どこかの国のサポーターが陣取っているところもあるので、事前に客層をチェックしておくのが安心かも。そういうディープな体験もおもしろかったりするのですが、旅行者が行きやすいのは、スターシティ・カジノのスポーツ・バー「トロフィーズ」あたりでしょうか。実は在豪日本人の間でも、オーストラリア戦のときにはそこらでオージーに混じっての応援はやりにくいということで、パブを貸し切ったところに、テレビ取材がやってきたりもしていました。

移民が多い=家族や親戚をはじめ、恋人、友人・知人、同僚、隣人など、出場国にさまざまな関わりを持つ人が周りにいるのがフツウ。そのためか、オージーのひいきチームは複数あることが多いようです。国際色豊かな環境に暮らしていると、ついつい自国オーストラリア以外の戦績が気になってしまうのも当然のような気がします。大会終了までは、寝不足もあって何ともテンションの高い状態が続きそうな今日この頃のシドニーです。

【関連】
The World Game 2006 FIFA World Cup Special Edition
SBS Radio Coverage World Cup 2006
2006 World Cup Soccer - Live Sites
Star City - The Other Host City

(「地球の歩き方」オーストラリア・シドニー特派員ブログ掲載)
 
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