この頃は日本でもわりと簡単に入手可能になったとはいえ、手軽な
オーストラリア土産……といえば、チョコレートビスケット菓子
「ティムタム」が今でも根強い人気。オーストラリア国内で販売されている
フレーバーの種類は、日本をはじめとした海外で手に入るものより多く、
激甘からビターまで、さまざまなテイストで幅広いファンを魅了しています。

フレーバーの好みは十人十色ですが、「アレは絶品だったよね！」と、
ふとした時に伝説的に話題にのぼるのが、ホワイトチョコ・ヴァージョンの
「TimTam White」。過去形で語られる理由は、いつもゲリラ的（？）に
期間限定で販売されるがために、希少感が煽られるせいなのか、
誰もが「今、まとめて買っとけ〜！」ってなモードに突入するうちに、
連鎖的に売り切れとなり、うかうかしていると、もうどこを探しても
見つからない……という状況になってしまうため。公式ウェブサイトでも
詳細が発表されないことから、かえってウワサがウワサを呼ぶのでしょうね。

外側のコーティングだけでなく、中も白いんです
(c) Middy Nakajima

その幻のホワイト・フレーバーが今また復活して、スーパーマーケットに
並んでいます……が、すかさずティムタムのセールを行ったウールワースでは、
陳列棚から、ホワイトのみ完売というショップが続出。甘いものなしでも
まったくヘーキなくせにホワイトもの（？）にちょっぴり弱いわたしは
無事まとめ買いしてきましたが、やっぱり人気があるんですねえ。

ちなみに、フェイスブックには、「ティムタム・ホワイトの販売継続を
望むファンのページ」なるものが存在します。

果たして今回はいったいいつまで……ということを追求するのは
何だか無粋な気がするので、謎のままにしておきましょうか。

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（「地球の歩き方」オーストラリア・シドニー特派員ブログ掲載）