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JALが大阪〜オーストラリア路線のコードシェア便を開始
【2007年5月29日】

今年3月末以来、大阪〜ブリスベン・シドニー路線の自社運航便を運休していた日本航空(JL)が、昨日(2007年5月28日)からジェットスター(JQ)と提携し、コードシェア運航を開始しました。

6月15日以降開始の旅行を対象とした割安な料金設定の「悟空14」や「Web悟空14」は、6月1日から販売開始される予定で、関西空港〜ブリスベンまたはシドニーまでの往復料金は6万8千円(税金・燃油サーチャージ等別)から。

ジェットスターにとっては、カンタスグループ以外で初めてのコードシェア提携です。付加サービスを省いた低価格販売をウリにする格安航空会社(ローコスト・エアライン)だけに、他社との提携は面倒なことも多々ありそうですが、ある意味「特殊」な日本市場に精通した日本航空との協力体制は、おそらくジェットスター側にとってもメリットが大きいのでしょう。

提携は2月末には明らかになっており、オーストラリア側では2ヵ月以上前に認可されていたのですが、日本側関係当局からの認可を待って、ようやく開始される運びとなったようです。

たまたま一時帰国中でコードシェア運航開始日前日の関空発に乗り合わせたところ、関空⇒ブリスベン間は、ジェットスターとカンタスのコードシェア便、翌朝のブリスベン⇒シドニー間では、日本航空の便名が加わって3社コードシェア便となっていました。

料金設定や含まれるサービス内容が違うとはいえ、どの航空会社を利用しても、結局のところ機材や乗員は同じジェットスター。利用者から見れば、競争も何もあったもんじゃありません。ここはひとつ、全日空のオーストラリア路線カムバックを!……という声が高まっているのも当然です。ぜひともご検討くださいね♪>全日空さま

●スケジュール

 JL5077 大阪(関空)/ブリスベン 21:50/07:45+1 毎日
 JL5077 ブリスベン/シドニー 08:55/10:30 毎日
 JL5078 シドニー/大阪(関空) 11:30/20:20 毎日

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(「地球の歩き方」オーストラリア・シドニー特派員ブログ掲載)