4月に来春ジェットスター航空が関空に乗り入れと発表されて以来、さまざまな憶測が飛び交っていましたが、ついに昨日料金とサービス内容が発表になりました。

過去の国内線でのマーケット手法から、期待されていた就航記念料金は、なんと関空〜シドニー往復2万円！　これまでも、時期を選べば4〜5万円前後の格安チケットは入手できましたが、さすがに2万円というのは聞いたことがなく、最安値更新ではないでしょうか（別途、税金や燃料特別付加運賃がかかりますが、それはまあどんなチケットを購入しても同じことですよね）。ただし、食事や機内エンターティメント、ブランケット、枕などはすべて有料です。

今回は関空線だけでなくアジア路線全体の発表があったため反響は大きく、こちらでも「シドニー・メルボルン〜アジア路線が片道$169から」と大きなニュースになっています。オーストラリアでの料金表示は税金込みが原則なので、たとえばシドニー〜バリ往復はA$338から。ジェットスターのスポークスマンによると、就航特別料金は既存の料金と比べて半額以下、正規料金も最大30％安く設定しているそう。ちなみに、シドニー／関空の片道料金は、就航記念料金がA$249、通常料金がA$549となっています。

スタークラス$80,000の表示

関空〜シドニー間の就航記念料金は、就航日（3月25日）から6月末までの便が対象。予約は7月30日までの5日間とされていますが、特別料金適用の座席数は一部に限られているため、それより前に売り切れとなる可能性大です。来春シドニー旅行を計画している方はお早めにどうぞ。Good Luck!

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（「地球の歩き方」オーストラリア・シドニー特派員ブログ掲載）