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キャロルズ・イン・ザ・ドメイン
【2001年12月23日】

行ってきました、12月22日に行われた「キャロルズ・イン・ザ・ドメイン」。毎年、シドニーっ子が10万人前後集まる、今年で19回目を迎えるクリスマス恒例のショーである。コレに行かずに、年越しはできない……というほど、すっかり我が家の年中行事として定着した(?)シドニーらしい野外イヴェントを今回はご紹介!

朝から用意した食べ物あれこれをピクニックバスケットに詰め込み、ビールとワインを入れたクーラーボックスを手に、市内中心にある会場のドメインに到着したのは16時半ごろ。普通はもう少し早く行くのだが、今年は日程的にすでにホリデーへ出かけている人が多いだろうから、集まる人も少なめかなあ……なんて思って、ゆっくり出かけたら大間違い。芝生の緑がほとんど見えなくなっている。ビーチ用の日除けテントが立てられるのは、いつものことだが、子ども用プールに氷と水を入れて、ビールを大量に冷やすグループまで出没している。

メインのイヴェントが行われるのは20時半からなので、始まるまで4時間はある。とはいえ、早い人は朝の6時から楽しんでおり、正午からは子ども向けのイヴェントやミニ・コンサートなどが、のんびりしたペースで進められている。ミッキーマウスの鼓笛隊が練り歩くのも毎年恒例で、以前、このイヴェントに初参加した短期滞在中の友人は、「これが全部タダなんて信じられなーい!」と、興奮していたっけ。

オーストラリアでは、クリスマスはチャリティーのシーズンでもある。このイヴェントでスポンサーが提供するショーバッグの売り上げや、観客からの募金もストリート・キッズたちを助ける団体に寄付される。今年の目標は$10万だそう。

青い空の下、降りそそぐ夏のまぶしい光を浴びつつ、心穏やかにクリスマスを迎えることができる幸せ! 本番のための場所取りを兼ねながら、昼寝する人、読書する人、おしゃべりに夢中な人、ひたする飲み食いし続ける人。赤ちゃんから、お年寄りまで、あらゆる年代の人が集っている。過ごし方は人それぞれでも、みんなリラックスしていて、「師走」という言葉とは程遠い。どのグループにも後から友人がやってきて、人数が少しずつ膨れ上がっていく。

日が沈んで、暗くなりはじめると、キャンドルを掲げる人が増え、あたりに幻想的な光景が広がっていく。昼間はしゃぎすぎた小さな子どもたちは(もしかしたら、飲み過ぎた大人たちも?)、そろそろおやすみの時間。テレビで生中継をしているので、舞台の様子とともに、穏やかな寝顔もスクリーンに映る。

アイドルグループや俳優から、ベテラン歌手、子ども番組のキャラクター、サンタクロースまで、幅広い観客の年齢層を反映したさまざまなジャンルの人気スターたちが、次々と舞台に登場する。お決まりの花火がドンドーンと上がる。英語の歌詞が難しいクリスマスソングは日本語で歌っちゃえ! 

フィナーレは歓声と、♪We Wish You a Merry Christmas and a Happy New Year!♪の大合唱。ここに来て、今年も暮れゆく実感がわいてきた。しんしんと雪が降り積もるクリスマスはもちろん雰囲気があるけれど、真夏の陽気なシドニーのクリスマスもゼッタイ悪くない。

★★★Peace on Earth!!★★★

(「地球の歩き方」ホームページ・シドニー特派員レポート掲載)
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